社内ニートの割合は？仕事を与えないのはパワハラになる？

会社において負の存在と言っても過言ではない社内ニート

世間では”窓際族”ともいわれていますね。

 

働かなくても給料が貰えるって最高じゃない？

と思われるかもしれませんが当の本人からしたら

たまったもんじゃなく地獄の様な時間を過ごすことになります。

 

想像してみてください。

仕事をするフリを1日8時間しなければならないということを…

恐ろしいでしょ？

 

一日一日が凄く長く感じてしまって

出来ることなら逃げ出してしまいたい

という状況に陥ります。

 

職場に息苦しさを感じてしまい

最終的には退職…なんてことにもなりかねません。

 

つまり社内ニートというのは

悲しみの存在なのです。

 

果たしてこの悲しみの存在である

社内ニートはどのくらいの割合でいるのでしょうか…

 

社内ニートはそこら中にいる

会社の社員の約8％が社内ニートだといいます。

これは恐ろしい数字で

仮に100人の社員がいたとしたら

そのうち8人が社内ニートということです。

 

10人ずつの部署に分けたら

だいたい1つの部署に1人は

社内ニートがいることになります。

 

一つの部署に一人は社内ニートがいるって

結構なことですよ。

 

ただでさえ辛い社内ニートが

当たり前のようにいるなんて

想像しただけで恐ろしくなります。

 

社内ニートの割合を見てみましたが

これはなかなか多い数字ということがわかりました。

 

これはもっと社会的に

社内ニートは問題になってもおかしくありません。

社内ニートの割合が全体の8%なので

そこら中に社内ニートがいるということになります。

 

そしてもしかしたら今後もこの数字が

増えていく可能性も考えられるのが恐ろしいところです。

社内ニートが生まれる理由

社内ニートはそもそもどうして生まれてしまうのでしょう。

原因として考えられるのは

• 本人の問題
• 職場の問題

それぞれあります。

まずは本人の問題ですが

続いて職場の問題

というように社内ニートの誕生には

本人と職場それぞれに原因があります。

 

本人側の原因であるやる気がないというのは

いわゆる積極性がないということになり

自分から仕事を貰いに行かないということになります。

 

ただ、勇気を出して仕事を貰いに行っても

その人に出来そうな仕事を

会社側が用意していないと

「特にしてもらうことはないな」

という状況になってしまいます。

 

これでは社内ニートもさらに

やる気をそがれてしまいますよね。

 

また、会社や職場に人材を育成する

余裕がないのも社内ニート誕生の

要因になります。

 

本来であれば将来の投資として

人材育成には力を入れなければ

いけないわけですが会社や

職場自体が抱えている仕事に

四苦八苦している状態だとそんな余裕が無くなります。

 

その結果、社内ニートの実力に合った

仕事を割り振ることができない

という状況に陥るのです。

 

こうして社内ニートが誕生していきます。

初めから社内ニートになろうと思って就職した人はいないかと思います。

ただ、どうしていいかわからずに結果的に

いつの間にか社内ニートになっていた。

というパターンが多いのではないでしょうか。

 

こうして世の中の社内ニートと呼ばれる人たちは生まれていくのです。

仕事が貰えないことによる弊害

させてもらえる仕事がない社内ニートですが

仕事が貰えないとどうなるんでしょうか。

 

まずは仕事が貰えないことで

「自分は無価値な人間なんだ」

「この会社に必要とされていないんだ」

と自信を無くしていきます。

 

それだけでなく

仕事が貰えないにも関わらず

上司からサボっていると評価されることもあります。

 

さらに状況が悪くなると

職場内でのいじめの対象になってしまったり

腫れもの扱いされるようになって

職場に居場所がなくなってしまいます。

そして社内ニートが一番困るのは

時間の使い方ではないでしょうか。

 

仕事はもらえないけれど

サボるわけにもいかないし

好きなことで時間を潰すわけにもいかない。

 

そんな動きを封じられた状態で

定時まで会社にいなければいけないというのは

苦痛以外の何物でもありません。

 

勤務時間中に自由にスマホを

いじったりゲームをしたりできれば

だいぶ違ってくるとは思いますが…

仕事を与えないのはパワハラ？

仕事を与えてもらえないことによって生まれる

社内ニートですがそもそもこの社内ニートが

生まれる原因となる仕事を与えないというのは

パワハラになるのでしょうか。

 

世間一般に言われるようなパワハラは

暴力や罵倒などが挙げられますが…

 

実はこの社内ニートの悩みである

”仕事を与えてもらえない”

というのは立派なパワハラにあたります。

 

仕事を与えないことで精神的に

社員を追い込むという行為も

パワハラに該当するのです。

 

または無意味な仕事を延々とさせるのも

パワハラに当たります。

 

とあるサイトのQ&Aで

弁護士サイドから下記のような

コメントがありました。

会社に雇われている従業員であるにもかかわらず、仕事を与えてもらえない状態のことを「社内失業」「社内ニート」などといいます。

「社内失業」「社内ニート」の状態になってしまったら、まず、仕事を与えてもらえない原因が、どこにあるのかをよく考えてください。

仕事をもらえない原因が、あなた自身の問題ではないということが明らかであれば、それは「パワハラ」かもしれません。

「パワハラ」というと、「怒鳴られる。」「いじめられる。」といった積極的な加害行為をイメージすることが多いですが、「上司がわざと仕事を与えない。」ということも、パワハラになります。

パワハラといっても、すべて裁判（訴訟）をすべき問題ではなく、まずは社内で解決すべき問題であることも多いので、まずは適切な部署にかけあってみることからはじめましょう。

会社内で解決できない場合には、弁護士に相談して、法的な解決を考えた方がよいでしょう。

労働問題に強い弁護士へ、お気軽に法律相談されてください。

出典：https://roudou-bengoshi.com/roudousoudan1/2639/

つまり一般的に

パワハラというのは怒鳴ったり殴ったりなどの

イメージがありますが

敢えて仕事を与えないというのも

加害者からすれば十分にパワハラと

呼べるものなのです。

まとめ

社内ニートが存在する割合は約8％で

意外と多いことがわかりました。

 

社内ニートになることで

どんな弊害が生まれるのか。

その恐ろしさの片鱗は

感じていただけたのかなと思います。

 

また、社内ニートが生み出される

要因となる「仕事を与えない」という

行為は立派なパワハラになります。

 

これは結構意外に思われる方が

いらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

もし、現在進行形で

社内ニートで悩まれている方は

社内ニートになっているのは自分だけじゃないこと

そして状況によっては現在パワハラを

受けているということを理解して

勇気を持って行動してもらいたいです。

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