社内ニートは無能？仕事ができないのはつらい！

今回取り上げる社内ニートは

一般人からしたら何もしなくても給料が

貰えて羨ましい存在と感じるかもしれませんが

当事者からしたらたまったものではないのです。

 

また、仕事をしていないので周囲からは無能だと思われがちですが

果たして社内ニートは本当に無能なのでしょうか？

 

今回はそんな職場で煙たがれてしまう社内ニートに迫ってみたいと思います。

社内ニートとは

会社に雇用され出勤はしているけれども

任せられた仕事がほとんどないため

暇を持て余してしまいほとんど働かない状態に

陥ってしまった社員のことです。

社内ニートはほとんど働くことはありませんが

他の人と同じで給料も当然支払われます。

 

ここだけ聞くと

「働かなくても給料がもらえるなんて…羨ましい」

と思われがちですが現実はそう甘くはありません。

 

むしろ

”働きたいのに仕事がない”

これは想像を絶するつらさがあります。

 

周りの人たちはそれぞれの役割を持っているのに

自分にだけ仕事がなくて貢献できない

「自分は何のために会社に来ているんだ」

という気持ちになるのは当然です。

真面目な人ほどこの

社内ニートという状況になると

追い詰められていきます。

 

最悪の場合だと

「自分は何のために生きているんだ」

という思考にまで陥ってしまい

深刻な精神的ダメージを受けるのです。

 

本格的に暇だと

”暇疲れ”にも繋がっていき

それがつらくて退職…なんて末路も待っています。

 

家庭を持っている社員ならそれでも

我慢するか転職先が決まるまで耐えることができますが

若い世代だと素早く退職の道を選択してしまったりします。

社内ニートの特徴

社内ニートは会社が生んだ闇ですが

社内ニートの特徴として以下のようなものがあります。

なんだか耳が痛くなりますが

社内ニートには上記のような特徴が

少なからず当てはまります。

 

特に新入社員など

右も左もわからない時期に

社内ニートになりがちです。

 

一見、特徴だけ見ると

社内ニート側に落ち度が

あるようにも思えますが

 

実はこれは周囲も新入社員の

扱いに慣れていないなどの

要因が考えられます。

 

「これまで新人を受け入れたことがなかった」

「新人に何をさせていいかわからない」

「仕事が余っていない」

などなど

 

つまり社内ニート本人にも

職場にも原因があるのです。

社内ニートは無能？

先ほど挙げた社内ニートの特徴を見てみると

確かに社内ニートは世間一般でいうところの

”仕事が出来ない人間”の特徴にも当てはまります。

 

所謂、指示待ち人間であったりコミュ症だったりと

欠点が目立ってしまいがちです。

 

しかし、だからといって

社内ニートが無能という訳ではなく

自分に合った仕事さえあれば

そのスキルを発揮して活躍することができるのです。

 

つまりは社内ニートは能力がないという訳ではなく

しかるべき役割を与えられれば

輝くことができる人材という一面を

持っているというわけです。

社内ニートのつらさ

社内ニートがつらいのは

「会社に貢献している実感が湧かない」ことでしょう。

 

社内ニートといえども就職する際に

「よし社内ニートになろう」と思って

就職する人はいないでしょうから。

 

誰しも就職する際には漠然とでも

「仕事で貢献する」

ということを意識していたはずです。

 

しかし、その期待を裏切られて

社内ニートになると

自尊心を傷つけられメンタル的に

大ダメージを負うことになります。

 

さらには社内ニートは将来の不安がどんどん膨らんでいきます。

というのも社内ニートは仕事の量が絶対的に少ないので

仕事に必要な能力が身に付きません。

 

そうなるとどんどん与えられる仕事がなくなるという

負のループに入り自信もなくなっていきます。

 

さらには転職するにしても

武器となる能力がないため

職が決まらないという状況に陥ります。

 

社内ニートはかなり深刻な問題という訳です。

社内ニート脱出の方法

社内ニートは残念ながら基本的に黙っていて

状況が改善されるということはほぼありません。

 

つまり自分から行動を起こす必要があるのです。

 

では具体的にどうすれば社内ニートを脱出できるのか？

そのことについて触れていきたいと思います。

周囲とのコミュニケーションを取る

自分から積極的に話しかけていくことによって

周囲との良好な関係を築き上げることが

社内ニート脱出には有効です。

 

ここで実はやることがなくて

困っているということを話せる

までになるとかなり良いところまできます。

 

今まで社内ニートとして過ごしてきて

上手くコミュニケーションが取れていなかった人にとって

これはかなりハードルの高いことですが

その一歩を踏み出すことができれば解決への

大きな糸口になるはずです。

仕事が欲しいことをアピールする

これは直属の上司に対して

仕事に前向きな姿勢を見せることになります。

 

そうすると上司からも

やる気のあるやつと評価され

社内ニートから脱出するための

足掛かりにになるはずです。

 

具体的には直接「何かすることありませんか？」と

話しかけに行ったり「手伝えることはなんでも言ってください」

という風に持ちかけると好感度もアップします。

他の部署への異動願いを出す

そもそもあなたに合った仕事内容が

その部署に無いということも考えられます。

 

それは職場に問題がありますから

他の部署に移るという選択肢もあります。

 

人事や上司に相談して異動願いを

出すのが良いかもしれません。

 

移動先ではあなたに合った仕事があり

社内ニートから脱出できる可能性があります。

まとめ

社内ニートになってしまうと

どんどん負のスパイラルにハマってしまい

悪い方向に向かっていきます。

 

社内ニートになる要因は

本人にもあるし職場にもあると

考えられます。

 

そのためやはり社内ニートを

脱出する方法は本人が

勇気を出して行動することになりそうです。

 

もし今、社内ニート化して困っている

現状があるならば一人で抱えずに

周りに相談してみるのもいいかもしれませんね。

 

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