飲み会の後に感じる何とも言えない虚無感
あなたは感じたことありませんでしょうか。
例えばお酒を飲んでいる時はハイテンションで
騒いでいたはずなのに帰り道や翌日になると襲ってくる感じ
もしくは飲み会の時から何とも言えない
虚無感に襲われたりしますよね。
そう言った虚無感というのは
飲み会そのものが嫌なのか
お酒を飲んではしゃぎ過ぎた反動なのか
それとももっと根本的な理由があったり?
ということで今回は飲み会後に襲ってくる
謎の虚無感について迫ってみたいと思います。
飲み会後の虚無感の正体
飲み会の後の虚無感というから
楽しい楽しい飲み会の反動で
疲れ切ってしまったというのが
まず考えられます。
楽しい時間から一転して
現実に引き戻される落差
ここに虚無感を感じるのではないか。
あとは実は行きたくなかった飲み会だったとか
飲み会に行ったはいいけれど
全然楽しめなかったといった理由もありそうです。
その一例をここで紹介したいと思います。
飲み会で空気化
気の知れた数人の
友達や同期と少人数で飲むのは
本当に楽しいかと思います。
むしろこれが一番楽しい飲み会ではないでしょうか。
親しい仲なので言葉遣いを
気にする必要もなく
言いたいことを言い合える。
さらには上司には話せないような
仕事上の悩みを話せたり
逆に聞いて「こいつも頑張ってるんだな」
という気持ちになったり本当に有意義な
時間といえるでしょう。
一方、大人数での飲み会となると
人数が増えるにしたがって疲労感が
増えたりしないでしょうか。
人数が多くなるにしたがって
大事になるのは個よりも空気
その場を支配している空気を
いかに崩さず浸透できるか。
そのことに頭が気が取られてしまい
純粋に飲み会を楽しめなくなったりします。
そうなってくると一個人は空気化してしまい
「ここにいる意味ある?」
といった疑問や虚しさを感じるようになってしまいます。
説教を受けた
会社の職場の飲み会だと
だいたいの場合には仕事の話になるかと思います。
そこで下手をすれば日ごろの
勤務態度など説教されたりするんじゃないでしょうか。
または自分ではなくても
「どこどこのあいつは仕事が出来ない」
なんて話を耳にすると気分がいいものではありません。
なんにしてもせっかくの飲み会なのに
そこで説教なんてされたら
たまったもんじゃないですよね。
こんな話を聞くためにお金を払って
お酒を飲みに来たわけじゃないぞと
叫びたくなります。
愚痴を聞かされる
これまた会社の飲み会で多いかと思いますが
上司の愚痴を聞かなければならないという
状況に置かれます。
年功序列や上下関係もあるので
部下は大人しくその話を
聞かなければならないのです。
これも途中から上司・先輩の
武勇伝なんか話し出すもんだから
「俺はいったい何を聞かされているんだろう」
という心情になっちゃいます。
上司や先輩の武勇伝ほど
聞いていて時間の無駄だなと
思う話はありませんよね。
飲み会後の虚無感は実は生理的なもの?
何故、お酒を飲んだ翌日になると気分が落ち込むのか。
実はそこには意外にも生理的な理由があったのです。
それでは実際に飲み会の後の虚無感が
どのような生理的な現象によって
引き起こされているのか見ていきましょう。
体内のカリウムの不足
アルコールを分解する際には
マグネシウムが消費されます。
マグネシウムが不足すると体内から尿へのカリウムの
排出が促進されるそうです。
さらに飲酒による尿の量の増加に伴い
排出されるカリウムの量も増加するんだそう。
カリウムの不足が起きると
疲労感が増したりするんだとか。
また、カリウムが不足することによって
神経細胞内のカリウムが不足して
神経伝達がスムーズにいかなくなって
精神的に不安定になるそうです。
セロトニンの分泌が減少
セロトニンとは脳内の伝達物質で
セロトニンが不足すると
- 考えがまとまらない
- ネガティブ思考になる
- 意欲が低下してやる気が起きない
などなど良くないことばっかりです。
飲酒するとこのセロトニンの
分泌が減少するそうですが
その原因はというと…
アルコールを分解する際には
ナイアシンが消費されます。
このナイアシンはセロトニンの原料である
トリプトファンから合成される物質のため
ナイアシンが消費されるということは
セロトニンの原料が消費されるということ
つまりは神経伝達である
セロトニンの不足に繋がるのです。
飲み会翌日の落ち込みを防ぐ方法
飲み会の後の虚無感の原因は
カリウムやセロトニンの不足による
生理的な現象であることがわかりました。
では、そのカリウムやセロトニンの
不足を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
ここからはカリウムやセロトニンの
不足を防ぐ方法を紹介していきたいと思います。
おつまみでカリウムを補充
カリウムが多く含まれる食べ物を
おつまみとして食べるとお酒を飲みながら
カリウムの補充ができるので
飲み会の後の虚無感防止が期待できます。
ではどんな食べ物がカリウムを
多く含んでいるのかというと
パセリ
昆布
わかめ
アーモンド
ピーナッツ
ニンニク
ほうれん草
サツマイモ
ジャガイモ
セロリ
タケノコ
するめ
リンゴ
柿
柑橘類
などが挙げられます。
ピーナッツとかはおつまみとして
最適なので多く摂れそうですね。
日光でセロトニンを増やす
セロトニンは日光を浴びることで
分泌が活発になるそうです。
そこで飲み会の翌日は
気分が乗らないかもしれませんが
できるだけベッド早めにから出て
カーテンを開けて日光を浴びるのが吉です。
そしてできることなら外に出て散歩でもして
身体を動かすのがいいです。
あと実はセロトニンの原料である
トリプトファンは肉や魚などの
タンパク質に多く含まれているそうで
お酒を飲みながら肉や魚をしっかり
食べるのが良さそうです。
まとめ
飲み会そのものがつまらなかったり
自分ってここに必要?という感情が
浮かんでくると一気に虚無感が湧いてきますよね。
ただ、実は飲み会そのものの虚しさもありますが
カリウムやセロトニンの減少といった
生理的な要因もあるということがわかりました。
そのため、飲み会の後に
虚無感を感じることは誰にでもあることだ
自然なことなんだということを
忘れないようにすることで
必要以上に虚無感に悩まされることが
なくなるはずです。
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